伝票式会計

伝票式会計とは、複写式の伝票を仕訳帳の代わりに用いて、より合理的に勘定科目の増減を記録するものです。

 

3伝票制とは

入金伝票・出金伝票・振替伝票の3つの伝票で取引を表します。

 

 

借 方

貸 方

入金伝票

現 金   **

~     **

出金伝票

 ~     **

現 金   **

振替伝票

現金収支のないその他の取引仕訳

 

5伝票制とは

 入金伝票・出金伝票・売上伝票・仕入伝票・振替伝票の5つの伝票で取引を表します。

 

 

借 方

貸 方

入金伝票

現 金   **

~     **

出金伝票

 ~     **

現 金   **

売上伝票

売掛金   **

売 上   **

仕入伝票

仕 入   **

買掛金   **

振替伝票

現金収支のないその他の取引仕訳

 
 

※1 仕入伝票も売上伝票も、一旦、掛けで仕入れた、売り上げたとみなして処理してしまいます。

 

※ 2 その後、振替伝票等によって、買掛金や売掛金を減少させ、正式な勘定科目に振り替えます。

 

一部現金取引について

もし、こんな取引があったら、どのように伝票を作成すればいいのでしょう…

 

(借)給 料   80  (貸)現 金   70

               預り金   10

 

出金伝票を使うのはわかります。しかし、現金の減少は70です。出金伝票だけではさすがに無理があります。

 

そこで…

 

このように2枚の伝票で、うまく1つの取引仕訳を完成させるのです。

 

もう一つのアプローチもみておきましょう。

 

給 料 80 / 現 金 80

現 金 10 / 預り金 10

 

これでも結果は同じになります

5伝票制の特徴

とにかくポイントは仕入伝票と売上伝票のルールです。つまり、仕入は一旦、掛け(買掛金)で仕入れたものとし、その取引が実際には現金仕入れならば、もう1枚伝票を作成し、出金伝票で買掛金を取り消すのです。ここの感覚さえつかめたら、全然難しくありません。

 

本来の仕訳 ⇒ 仕 入 50 / 現 金 50

 

こんなのもあります↓

 

本来の仕訳 ⇒ 受取手形 70 / 売 上 70

例題1

 

 商品を500,000円売り上げ、代金のうち300,000円は現金で受け取り、残額は掛けとした。3伝票制を採用している。

 

 

解答

 

 

例題2

 

 A商店に商品70,000円を売り上げ、代金は現金で40,000円を受け取り、残額は掛けとした。5伝票制を採用。

 

解答

 


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