当座預金の会計処理

当座預金は普通預金と違って、小切手を振り出すことができます。また手形の決済にも役立ちます。

 

 

 

当座預金 **/現 金 **

 

 

仕 入 **/当座預金 **

 

仕入先は銀行に小切手をもっていき、現金を受け取ることができる。当然、当社の当座預金残高は減らされる!

 

仕入先は商品の販売により小切手を受け取ったので

 → 現 金 ** / 売 上 **

 となるはずです。

 

 

 では、もし、仕入先が当社から受け取った小切手を現金にせず、何かの支払いのために利用し、その小切手が第三者に渡り(つまり銀行を経由せずに)、後日、当社のモノの売却時に、以前、当社が振り出していた小切手が舞い戻ってきたときは、どうすればいいのでしょう。

 

最初の仕訳は … 

 

仕 入 / 当座預金

 

 ↑ 後日、仕入先が小切手を現金化することを見込んで、当社の当座預金を減らしておく。

 

土地売却にあたり以前、当社が振り出した小切手を手にしたとき … (このような小切手を自己振出小切手という)

 

当座預金 / 土 地

 

 つまり、予定していた当社の当座預金の減少は無かった訳で、その修正として当座預金勘定を元に戻すのです。

 

 難しく考えなくて大丈夫です!

 

  • 当社が小切手を渡せば「当座預金」の減少
  • 当社が小切手を受け取れば「現金」の増加
  • 当社が自己振出小切手を受け取れば「当座預金」の増加(戻し直し)

 

これらを完全にマスターするだけ♪

 

当座借越の会計処理

 当座預金の残高がなければ、小切手は振り出せません。もし、残高を超えて小切手を振り出せば、不渡りとなってしまいます。そこで、不渡りをさけるために銀行との間で契約をかわすのが「当座借越契約」です。

 例えば、借越限度額を50万円に設定しておけば、銀行口座(当座預金)残高がゼロであっても、小切手を振り出すことができます(この場合あくまでも50万円まで)。ちなみに当座借越契約を結んだだけでは仕訳は不要です。

 

  •  取引銀行に当座預金口座を開設し、現金20円を預け入れ、同時に50円の当座借越契約を結んだ。

当座預金20  / 現 金 20

 

  •  商品30円を仕入れ、代金は小切手を振り出して支払った(三分法)。

仕 入30  当座預金20

       当座借越10

 

  ↑ 残高を超えた分だけ銀行から融資を受けたようなもの

※この勘定科目は「負債」に該当します!

  • 当座預金口座に現金40円預け入れた。

 

 まず当座借越(つまり借金分)を返済し、残りを当座預金のプラスとする。

 

  当座借越10  現 金40

  当座預金30


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