簿記の目的

 簿記とは、帳簿記入を略したもので、企業などが「いくら儲かったか?」「財産はいくらあるか?」といった経営者にとって必要な情報を記録する技術です。

 

 そこで考えられたのが、「いくら儲かったか?」を表す「損益計算書」と、「財産はいくらあるか?」を表す「貸借対照表」(たいしゃくたいしょうひょう)といった2つの一覧表です。これらを財務諸表(ざいむしょひょう)又は決算書類と呼んでいます。

 

 財務諸表は基本的に年一回作成されますが、それをいきなり作るのではなく、日々の企業の活動、つまり取引を会計帳簿に記録しておき、決算日に、ある手順に沿って会計帳簿から財務諸表を作るのです。

 

 取引の例としては、「お金を借りた」「商品を買った」「給料を支払った」などたくさんあります。仕訳帳は、取引の内容を日々解りやすく記入しておく会計帳簿です。総勘定元帳は、仕訳帳の内容に従って、「現金」「給料」といった要素を増減させていく会計帳簿です。

 このように企業のすべての取引(つまり活動)をうまく記録して、経営者が「今期はかなり儲かったなぁ」とか、「借金が多過ぎるのではないのか?」といった関心事を、経理担当者(つまりみなさん!)が財務諸表を通じて伝達してあげるのです。

 

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