損益計算書作成ルール

損益項目の収益力の分析上の分類

経常的・反復的に発生するか?

 

Yes ⇒ 経常的損益

 

     主目的の営業活動に関連して発生するか?

 

      Yes ⇒ 営業損益

      No ⇒ 営業外損益

 

No ⇒ 特別損益(臨時損益・前期損益修正項目)

 

当期業績主義の論拠

 当期の業績を示そうとするとき、上記の分類でいえば、経常損益項目までを記載し、その最終損益を当期純利益とする。これは、経常的・循環的に発生する損益であって、当期に発生した突発的な臨時損益や前期損益修正などを含まないので、当期の業績尺度を表すことになる。これは尺度的期間損益を意味し、このような損益計算書の考え方を当期業績主義という。

 

 長所 … P/Lの本来(企原)の役割としての経常的な収益力を示す点にある。

 

 短所 … 経常的損益と非経常的損益との区別が明確にできないとき利益操作が可能となる。

 

包括主義の論拠

 尺度的期間損益に突発的な臨時損益や前期損益修正などの特別損益を加えると、当期に発生したあらゆる損益項目が含まれることにより、処分可能な期間損益が示されることになる。このような損益計算書の考え方を包括主義という。

 

 長所 … 当期業績主義の難点である経常・非経常の区別による利益操作を防止できる。

 

 短所 … 特別損益に介入する経営者による利益操作が可能(含み益経営)たとえば、本業が危ういときに昔に買っておいた不動産を売って、全体的には儲かっているようにみせるとかです。

 


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