税理士試験を1月(速修)から目指すには

 約半年の学習期間で税理士試験を初めてチャレンジする場合、現実的には簿記論の一科目に絞ることをおすすめします。たしかに会計科目である財務諸表論と同時受験も考えられますが、受験専念の方でも、この二科目を並行して学習するには、かなりの勉強時間(1日10時間程度)が必要となります。消化不良になり易く、最悪、二科目共倒れのリスクが高まります。

 

 財務諸表論は合格し易い科目ですが、出題範囲が広すぎて、会計基準の規定文などを暗記するのに時間がかかります。私が教えていた受験生も、直前期(5月~)になると、簿記論1本に絞って財表の講義を受けなくなった方が多かったぐらいです。

 

 9月ぐらいからスタートした受験生と比べると、たったの4カ月の差かもしれませんが、想像以上に実力差がつけられてしまっています。簿記論の計算力が財表の計算に効果があっても、逆に、財表の会計理論が簿記論に効果をもたらすことはまったくありません。

 

 簿記論にとことん集中して、もし、余裕がでてきたなら、酒税法などボリュームの少ない科目を加えてもいいかもしれません。1月からの速習コースで簿財一発合格はかなりハードルが高く、それを達成した受験生も毎年、ごくわずかです。

 


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