会計的センスの必要性

 11月の日商簿記検定も近づいてきましたが、あらためて「簿記」「会計」を学習することのメリットをお話ししたいと思います。


 会計数値で有名なものは「売上高」であったり、「営業利益」でしょう。利益にも色々ありますが、「経常利益」という数値になるとあまりピンとこないかもしれません。臨時的な損失である土地の売却損などを考慮しないまさに常に生じる儲けを表します。もう少し掘り下げると、本業の儲けを示す「営業利益」に加えて、借金の利息などを考慮した、常に生じる儲けのことであります。


 会計数値に強い経営者は、減価償却費や人件費や光熱費を考慮した本業のもうけである「営業利益」に最も関心があります。売上総利益のような商品単独の儲けも大事ですが、本業でずっこけていないかを示す営業利益の推移は、企業の繁栄や衰退の指標となります。当然、これらの数値を四半期報告のようなかたちで、短期間で分析し、経営方針に繁栄させるのです。


 基礎データである、売上、売上原価、売上総利益(粗利)、営業利益、経常利益、税引後利益…といったものを叩き出すのが「簿記」です。簿記の理屈がわかっていないのは、会計数値に弱いということであり、コスト意識が低いともいえます。


 簿記検定レベルでいう3級の知識はビジネス用語として最低限身につけておきたいものです。家計簿レベルの「単式簿記」でなく、企業会計の「複式簿記」をマスターしましょう。知っていて損はないどころか、知らないとビジネスマンとして恥ずかしい思いをすることがあるかもしれません。


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